結婚式に腕時計はマナー違反になるか
「結婚式に腕時計を身に着けることはマナー違反」という話を聞いたことはあるでしょうか。以前は結婚式に腕時計を身に着けていたとしても、式場の中では外しておくのが一般的なマナーでした。理由としては「腕時計を見る」という行為が「時間を気にしていて早く帰りたい」と思われるからです。結婚式は時間を忘れて新郎新婦をお祝いする日のため、チラチラと腕時計を見ていると、周りの人に「この人は早く帰りたいんだ」というイメージを与えてしまいかねません。
しかし現在では腕時計もファッションの一部として見られる風潮があり、結婚式で着用していても気にならない人達が増えてきています。時代とともに結婚式のマナーも変わってきているのです。
結婚式に身に着けるならどんな腕時計がよいか
腕時計がマナー違反ではないといっても、結婚式はフォーマルな場のためカジュアルなデザインは好ましくありません。デジタル時計やスポーツタイプ、カラフルな色の時計はフォーマルな場にふさわしくないため避けましょう。また、大きすぎたり厚すぎたりする腕時計も存在感が強くて目立ちます。結婚式に身に着ける場合は、シンプルなアナログ時計が無難でしょう。文字盤は白かシルバーが理想ですが、グレーやネイビーのような落ち着いた色合いであれば問題ありません。なお、バンドはグレーのメタルバンド、または落ち着いた色のレザーベルトにすると好印象です。
友人のみなど、結婚式自体がカジュアルな場合はあまり気にしなくても失礼にはなりませんが、基本的にはシンプルでフォーマルな時計にしておいた方が無難です。